流行りの”生成AI”
近年、急速に性能を向上させ、生活に普及し始めている「生成AI」
特に私たちのような特別な知識や技術を持っていない人でも、調べものやちょっとしたアイデアを出すときに使うことが出来て便利ですよね。
今回はそんな生成AIの中でも「調べもの」に特化した生成AIを紹介します。
それが「Perplexity AI」です。
読み方は「パープレキシティ エーアイ」で、困惑という意味の単語です。
そんなPerplexity AIですが、調べものをするときはChatGPTよりも使いやすいと感じているので、ご紹介します。
Perplexity AIとは？
Perplexity AIは、2022年にリリースされた新しい型の「AI検索エンジン」です。
一言で言うと、「Google検索のような便利さ」と「ChatGPTのような知能」を組み合わせたようなツールです。
主な特徴
- チャット形式のインターフェース
- 問いに答えるだけでなく、資料の出典も表示
- 最新の情報をリアルタイムで検索
- 日本語でも問いかけ可能
Perplexityで出来ること
調べもの
主な使い方としてはChatGPTと同じようにチャット欄に自分の知りたいことを入力するだけです。
Googleのように単語で入力しても大丈夫ですし、ChatGPTのように話し言葉でもOKです！
出典が分かる
そしてPerplexityが優れているのは、出典を明記することです。
最近はChatGPTも出典が付くようになりましたが、それでもたまにリンクが使えなくなっていたり、見づらいことがあります。
その点Perplexity AIは出典を記載している欄があるので、見やすいです。
PDFにエクスポート出来る
PerplexityAIで検索した結果をPDFにしてまとめることも可能です。
普段使いではあまりすることは無いかもしれませんが、調べた内容をダウンロードして保存して置けるというのは、便利かもしれません。
wordにエクスポート出来る
PDFにエクスポートするのと同じようにdocx.形式、つまりWordファイルとして保存することも出来ます。
PDFや検索した状態ではメモが出来ないので、自分で何か追記したい場合にはとても便利な機能ですね。
リンクを共有可能
調べた結果を他の人に共有するときに、毎回コピペしたりPDFにするのは面倒くさいですよね。
そんなときはPerplexity AIの共有機能を使うことで、リンクを送るだけで同じ結果を見ることが出来るんです。
この機能は複数人のチームで作業をするとき、地味にありがたいです。
実際に使ってみた。
私は大学のレポート作成の補助や研究論文などを探す際に活用していますが、実際にかなり使いやすいと思っています。
使いたい人は下のリンクからどうぞ。
例えば「質の良い睡眠を取る方法」と検索すると…
このように上部に参照したページ、その下に回答をまとめてくれています。
しかも回答も箇条書きになっていて、非常に分かりやすいですね。
有料版はどう違うの？
Perplexity AIに限らず多くの生成AIが有料版のアップグレードが用意されています。
Perplexity AIでは月に20ドル（約2900円）でアップグレードが出来ます。
Perplexity AIには無料モードでのクイック検索と、Pro検索という2種類があります。
Pro検索は簡単に言うとより性能が高いというものです。
実際にどう違うのかPerplexity AIで検索してみました。
その結果は複雑な調査や多角的な分析まで可能なのが、Pro検索だそうです。
| 検索モード | 適した用途例 |
|---|---|
| Quick Search | 「東京タワーの高さは？」など、単純な事実確認や簡単な質問 |
| Pro検索 | 「日本の少子化問題の原因と対策は？」など、深い分析や複雑な課題 |
無料版でも1日に3回まではPro検索が利用可能なので、もし複雑な質問をしたい場合は3回までに回答を得られるようにした方が良さそうです。
まとめ：Perplexity AIは「考えるGoogle」
情報を検索するだけでなく、「理解する」ためのツールとして、Perplexity AIは日々の生活や学習、仕事に大きく役立ちます。
ただの検索エンジンではもう物足りない！ そんな人は、ぜひPerplexity AIを一度使ってみてはいかがでしょうか？
