公女殿下の家庭教師はファンタジア文庫から出版されているライトノベルです。
1巻の初版が発行されたのが2018年の12月で、2020年の3月にはもう5巻が発行されています。
たった16ヶ月で5巻も出てる人気の作品というわけです。
人気すぎるので近くの本屋さんには売ってない可能性もあるほどです。
今回はそんな今、人気上昇中の「公女殿下の家庭教師」の面白さを伝えます。
まずは次の項目「このラノベはこんな人にオススメ!」を見て続きを読むか判断してください!
このラノベはこんな人にオススメ!
・異世界系が好きな人
・キュンとするラブコメが好きな人
・王道ではないけど主人公最強なのが好きな人
多分上の2つは分かりやすいと思いますが、3つ目が分かりづらいでしょう。
このラノベの主人公は魔法自体の力がめっちゃ強いのではありません。
魔法制御と魔法に関する知識がスゴイんです。
魔法の使い方や対応が他の追随を許しません。
今までによくあった、ただただ魔法の火力がエグい主人公ではないので、バカの一つ覚えみたいなことは一切ありません。
でも正義感は強くて仲間が傷つけられるのを絶対に許しません。
魔法の強い敵が相手でも挑んで、仲間を助けてしまいます。
そんなことをされては登場する女の子たちは主人公に好意を抱いてしまうことでしょう。
そこがこのラノベの面白いところです。
色んなキャラのラブコメも一緒に楽しむことができるのでぜひ読んでみてください!
これだけ見てもまだ悩んでいる方へ
そんなあなたはこの下へスクロールしてください。

ラノベ好きな方なら、絶対に気になって買いたくなっちゃいますよ?
この物語のあらすじ
魔法の実力が人生を左右する世界で、落ちこぼれな公爵令嬢のティナ・ハワード
本来であれば侯爵家の血筋の者は強い魔法が使えるはずなのですがティナには簡単な魔法すら使えません。
ただティナはとっても頑張り屋さんで一生懸命。
それでも魔法が使えないのは「絶望的なセンスの無さ」と思われていました。
主人公である家庭教師のアレンが来るまでは。
彼は社会の基準では測れない規格外の魔法技術を持っていながら謙虚に生きていました。
そんな彼がある日、恩師に頼まれてティナの家庭教師を務めることになります。
誰もが無理だと諦めていた少女の可能性を見捨てないアレンは、ティナに常識を破るような魔法の授業をします。
導きの果てに、ティナに封じられた謎を解き、世界を変え得る教師と生徒の伝説が始まります。
登場人物(主人公と3人のヒロインたち)
主人公:アレン
落ちこぼれ公女殿下ティナの家庭教師になる主人公のアレンです。
アレンは自身が持っている魔力や魔法自体の力は人並み以下ですが、魔法制御と魔法の知識を巧みに用いて戦います。
彼は独自の研究や魔法に対する考えを持っていて、それまでの常識を覆すような授業をしていきます。
心優しく穏やかな性格で自分の凄さをひけらかすことが無い謙虚な人物です。
ただ謙虚すぎて自分の命を簡単に危険にさらしたり、「自分なんて全然凄くない」と言って嫌味のように聞こえてしまうことも….
ただそんな優しい性格ですが、仲間や大切な人に危害を加えた相手には一切手加減しません。
そんな性格なので守られた女の子たちは当然メロメロに。
「天性の年下殺し」なんて呼ばれることもあるのですが、本人はどうやら自覚がない様子…….
ヒロイン:ティナ・ハワード
公爵家の次女で勉強熱心な頑張り屋の女の子です。
魔法以外の才能は一級品で、植物に関する研究などで大きな成果をあげていました。
しかし、公女なのに魔法が使えないのは恥だと考えずっとひたむきに修行しました。
そして諦めかけた時にアレンに出会います。
そこでティナはアレンに教えてもらい魔法が使えるようになります。
しかしティナにはあまりにも大きすぎる魔力や謎の存在が眠っていたようです。
そのため時折暴走してしまったり、魔法の制御は甘いです。
頭脳はもう大人顔負けのレベル、そして魔法もかなり強いものを使えるという最強クラスの女の子になっちゃいました…..
そして恩人であるアレンにはもちろん好意を抱いています。
そのため他の女性がアレンに近づくと警戒したり威嚇したりします….
でも甘えるシーンや彼女の心が覗かれるようなシーンはグッと来ますよ?
主人公の腐れ縁:リディヤ・リンスター
ティナと同じように公女殿下です。(リンスター家の)
ただティナと違うのは魔法学校でアレンと同級生だったこと。
しかも当時から既にリディヤに敵うものはいないほどの実力者。
元々リンスター家は剣の腕が立つことで有名でしたがリディヤは歴代の中でもトップクラスに強く、「剣姫」と呼ばれるほどでした。
そのためアレンに教えてもらうまで魔法を使うことはほとんどなく、剣だけを鍛えていました。
ただ魔法学校でアレンと出会って魔法を教わると、みるみる成長しリンスター家の中でも優れた魔法使いしか使うことのできない「極致魔法」を使いこなせるようになってしまいます。
剣においても魔法においても天才でとっても目立つ存在のリディヤ。
そんな彼女の横に立てるのはアレンだけでした。
そのためアレンには「剣姫の頭脳」という二つ名が付くようになりました。
それほど仲が良く、相思相愛といった関係です。
ヒロインのメイド:エリー・ウォーカー
ハワード家のメイドでティナの1つ年上の女の子です。
ティナとは年が近いため仲が良く、まるで姉妹のような関係です。
ただ天然でドジなところがあるので年下のティナに妹扱いされることも
ティナを支えるために彼女もアレンに魔法を教わるようになるのですが、やはりアレンに好意を抱くように…..
ただ元々魔法制御や魔法の静謐さに才能があったエリーもみるみる成長していきます。
他にも….
基本的にはこの4人がメインのキャラクターとなってきますが、他にもたくさんの魅力あふれるキャラクターがいます。
例えばアレンの妹やリディヤの妹、他にもティナの姉や友達、アレンの昔の戦友みたいな人たちも出てきます(人以外の種族もいます)
色んなキャラクターがいて賑やかなので、面白そうと思った方はぜひ実際に読んでみてください。
このラノベの魅力ポイント
登場するヒロインたちが可愛い
登場人物の紹介でも書いていましたが、ヒロインたちはアレンに多少の差はあれどもみんな好意を抱いています。
そしてそれに気づいていないのはアレンだけ。
それ以外の周りの人や本人たちはお互いに気づいています。
アレンは明らかに鈍感系主人公ですが、特有のウザさは少ないんです。
その理由はヒロインたちにあります。
ヒロインたちはアレンに対し色々アプローチするのですが、どれも「少女」って感じがして可愛らしいものばかりです。
しかもティナやエリーにはリディヤという大きい壁がいます。
リディヤはアレンとの付き合いも長く、アレンの横に立てるくらいの強さがあり大人の魅力も持っています。
ティナたちが勝てるのは精々「生徒という立場」くらいでしょうか……
それでも諦めずにアタックするのですが、空回りしてしまったりお互いの作戦で邪魔し合ってしまったりとコメディなところもあるのが良いです。
またリディヤはアレンに対する時だけ他と態度が変わってしまうのが可愛いです。
普段は冷たくそっけない感じで他に興味はない雰囲気を出しているのに、アレンが関係してくると途端に乙女が出てきます。
ただ素直に言えないところや強情なところがあって、恥ずかしがっているのは可愛すぎます。
アレンやティナに関する謎がまだ見えない
アレンやティナにはまだ秘密があるようです。
ティナには大きすぎる魔力や封じられた謎の存在に関する部分が5巻を読んでもまだ見えてきません。
じわじわと謎が解けているので先が気になってしまいます。
そしてアレンに関してはまず出自から謎があります。
アレンの親は生みの親ではないらしいんです。
またリディヤの母が彼は「選ばれた存在」といった感じのことを言っていました。
一体どういう意味なのかは分かりませんが、アレンにはまだ謎がありそうです。
あと謎って程ではないですが、アレンとリディヤの過去についても気になります。
アレンとリディヤが学園を卒業してから2人は様々な強敵を倒してきたという描写があります。
ただそれはしっかり書かれてはおらず「気になるなぁ~」というレベルでしか出てきていません。
そしてそこには「勇者」という存在が関係してくるようです。
一体「勇者」とはどんな存在なのか、これからの巻に出てくることに期待して待ちましょう!
美麗なイラスト(挿絵多い)
このラノベのイラストを描いているcura先生はデジタルノベルブランド「Lose」の原画を担当している方で、ビデオゲームの絵を描いたりもしています。
そしてcura先生が描く女の子の表情はとても豊かで繊細です。
1巻の最初の方を見ただけでも色んな表情が出ていてスゴイです。
また「公女殿下の家庭教師」のような魔法を扱う作品に重要な魔法の描写ですが……
素晴らしいんです!
このあたりの説明は口では出来ないのでぜひ読んでほしいです。
そしてこのラノベには挿絵がとても多いので頭の中で想像しやすく、読むのが楽です。
まとめ 試し読みでも即購入でもOK!
公女殿下の家庭教師はストーリーが気になりつつ、アレンとヒロインたちのラブコメが可愛らしいまさにライトなノベルです。
すでに5巻まで出ているのでアニメ化もあり得ますよね!
またこれは公式サイトから試し読みも出来るので、気になった方はぜひ。
もう買うことに決めた!というラノベ大好きな方は⇩