ノーベル候補!?天皇陛下にも拝謁!?直接藤嶋昭先生の話を聞いて…感動の嵐に!

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いずよし
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どうも、ラッキーな高校生、

いずよし(TwitterID:@taiado01)です!

 

いきなりですが、藤嶋昭(ふじしま あきら)先生を知っていますか?

藤嶋先生はなんとノーベル化学賞の候補者といわれているすごい人です。

私は高校のイベントで、藤嶋昭先生の話を聞く機会に恵まれました。

 

私は正直に言うと藤嶋先生のことを知りませんでした。

しかし先生の話を聞いてこれは貴重な経験(話)だと感じました。

今回は先生の話していたことを書いていきます。

その前に……

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藤嶋先生はどんな人か

藤嶋昭先生はなんとあの東京大学の初代特別栄誉教授なのです。

また、東京理科大学の学長をつとめていました。

これだけでも十分にすごいのですが、先生はさらにすごい称号を得ています。

それは文化勲章というもので天皇陛下から直接授与される名誉ある称号です。

文化勲章は科学技術や芸術などの発展や向上にめざましい功績のある者にのみ授与されるものです。

 

そして最近はある世界的な会議の場で安倍首相の演説で藤嶋昭先生が紹介されたそうです。

それにより最近は特に忙しく、研究以外にインタビューの仕事などもあるそうです。

先生の研究「光触媒」とは

藤嶋先生は「光触媒」という研究をしています。

その光触媒ですが、酸化チタンに光を当てることで起きる反応です。

そしてこの反応を先生ともう一人の方の名前から「本田・藤嶋効果」という効果名をつけられているのです。

 

先生曰く酸化チタンに光を当てると強い酸化分解力によりあらゆるものが分解されるそうです。

「あらゆるもの」とは例えば有害な化学物質や菌そしてウイルスまで分解できるそうです。

そしてそれを無菌室や宇宙船の快適な環境づくりなどに利用できるように研究されているそうです。

他にも先生はアース製薬と共同で蚊の捕獲機を作っているそうです。

 

また光触媒にはもう一つ大きな特徴があります。

それは水によくなじむという超親水性です。

それを利用し建物の壁に光触媒を透明にコーティングすると汚れが自然ととれるのです。

【仕組み】超親水性により壁に水がかかると水滴にならずに膜になり汚れの下に入り込むことで汚れが自然に流れるのです。

最近では多くの家に使われているそうです。

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先生の研究のきっかけ

先生が光触媒反応を見つけたのは東京大学学生だった時だそうです。

なので発見したのは何十年も前のことなのにずっとそれを研究しているというのです。

発見したころの藤嶋先生の研究は「写真はどのようにして映っているのか」というものだったそうです。

先生が学生だった頃はコピー機は普及しておらず東京大学といえどわざわざコピーを頼んで出来るまで待っていたそうです。

そしてそれを研究するために光に反応する物を探していたそうです。

 

その中で見つけた内の一つが酸化チタンでした。

酸化チタンを水の中に入れ光を当てると気体が発生し、それが酸素と水素だったと判明したのです。

それはつまり植物が行っている光合成と同じことをしているということです。

判明したばかりで日本国内で論文を発表していたころは否定されていたそうです。

 

でもそれを世界的に有名な学術雑誌である「ネイチャー」に応募するとすぐに載せてくれたそうです。

それを機に日本では急な手のひら返しが起こり多くの新聞に載ることになったそうです。

先生は元旦の朝日新聞に載ったんだと嬉しそうに自慢してくれました。

そんなこともあり先生の光触媒の研究が始まったそうです。

先生がおっしゃっていたこと

今回のお話で先生は私たち学生にたくさんの人生のアドバイスをくれました。

言っていることは私もすでに自分でも分かっているようなことも多くありました。

しかし普通と違うのは先生の説得力です。

藤嶋先生はそういったこと自分でやってそれがちゃんと自分の力になっている人です。

だから口だけではないということです。そんな人に言われてしまっては納得せざるを得ませんよね。

本をたくさん読むべき

まず先生は「本をたくさん読むべき」だとおっしゃっていました。

そりゃぁ読まないよか読んだほうがいいだろと思いましたが、先生は読んでいる量が桁違いでした。

今は非常に忙しいのにそれでもなお本を読むことを続けているそうです。

さらに読む本のジャンルは多ければ多いほど良いといっていました。

たくさんのジャンルの本を大量に読んでいるのにそれらのことを覚えているようで「おすすめは?」と聞くと科学の本以外に歴史の本や絵本なども紹介してくれました。

先生は自分でたくさんの本を出しており数冊紹介してくれました。

その中で尊敬している科学者のことも話してくれました。

「なぜ?」と考えることが重要

また先生は普段から身の回りのものに目を向けて「なぜ?」と考えることが重要だといっていました。

先生はそれをし続けて今の研究にたどり着いたそうです。

そういったことをしてまずは基礎を固めることを大切にしなさいと言っていました。

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先生が会った素晴らしい人々

江雷さん

先生は世界的にも有名な人なので世界中から会いに来る人がいるそうです。(留学なども)

その中でも特に中国からが一番多いようで色々な人を紹介していました。

今から約30年前中国のトップの人が会いに来たそうです。

それから出会った江雷という方が特にすごいといっていました。

北京大学の首席の人で31歳には学長になったんだとか。

その方は今の中国で大活躍をしているようです。

先生曰く中国の若手でノーベル賞を受賞するとしたらこの方らしいです。

また日本にも先生が会った素晴らしい人がいます。

かこ さとしさん

それは有名な絵本作家である「かこ さとし」さんです。

「カラスのパン屋さん」のような絵本から少し難しい本も出しています。

藤島先生はこの方ととても仲が良く共同で本も出していたらしいです。

かこ さとしさんはすでに亡くなっておりもう共同でほんを出すことはできないので残念です。

天皇陛下

他にも藤島先生は天皇陛下のお話をしていました。

たまに陛下とお話しする機会がありその際に天皇はなぜ「ハゼの研究」をしているのかと聞いたそうです。

天皇陛下はある場所に行ったときにピョンと飛ぶハゼを見て研究をし始めたそうです。

日常にある不思議を解決しようとしたのだろうといっていました。

他にも色々なお話をしたそうです。

「天皇陛下とよく会う」と聞いた時みんなザワザワしていました。

さすがに私たちのような学生でもすごさが伝わりました。

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藤嶋先生にはノーベル賞を取ってほしい!

藤嶋昭先生のすごさが伝わりましたかね。

私は先生の話を直接聞けてとても幸運だと思いました。

もしもノーベル賞を取ったら絶対に話を聞くことは出来なくなるのでこの機会を作ってくれたことに感謝です。

 

また藤島昭先生がノーベル賞を取った時は、周りの人に自慢してやろうかと思います。

ノーベル賞受賞者に会ったなんて自慢になりますよね。

ぜひ先生にはノーベル化学賞を取ってほしいです。

 

fin

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いずよし

地方国立大学に通う19歳
「コアな視点で趣味を語る」というテーマで
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